日本人より外国人の方がまつげが長いのは何故?

外国人 パッチリした目元は美人の証。
多くの女性がアイメイクに余念がありません。
そんな中で憧れるのは外国人のようなまつげ。
実際に調べてみると日本人のまつげの長さの平均は6.8mm、外国人だと8.1mm。
やはり日本人の方があきらかに短いようです。
なぜ外国の方のまつげはそんなにも長いのでしょうか。

ところで、動物園でラクダを見ていてまつげの長さにうらやましく思ったことはありませんか。
外国人のまつげが長いのも同じ理由。
日差しの強さや、乾燥により砂が撒き散らされて目に入るのを防ぐためにと長くなっているのです。
外国人の方がまつげだけでなく体毛自体も濃いはずです。
ほこりや砂など異物から目や皮膚を守るための防衛手段として長くなったのです。

目を守るために日本人と外国人では同じ人間でも毛周期さえ違っています。
欧米人は1日に0.18mmも伸びます。
全体のうち上まつげは41パーセント、下まつげは15パーセントもが成長期にあたると言われ、常に多くの毛が伸びていっているのです。

日本人は3ヶ月から5ヶ月程度の毛周期を持っており、そのうち4週間程度が成長期で残り2ヵ月~4ヵ月は休止期というのが平均です。
伸びる速度も違えば、ちょうど伸びつつある成長期の毛も外国人の半分程度。
だからこそいつまでたっても伸びてこない感があるのです。

だからといって無理にぐいぐい引っ張ったり、ゴテゴテと付けて伸ばそうと思ったら逆によくありません。
まつげが弱り、抜け落ちていってしまいます。

規則正しい生活を心がけると共に美容液などを利用してまつげの先まで栄養を与えてやるようにしましょう。

日本人のまつげが短いのは、それだけ空気中に漂っている異物が少なく快適な空間にいることの表れです。
そんな環境でいられることを喜ぶべきかもしれません。
ちなみに、同じ日本人でも沖縄県民に濃い顔が多く見受けられるのは、強い日差しを浴びる中でやはりまつげが長くなっているからです。
砂漠のラクダと同じです。

まつげの本数とカールの角度にも違いがある

大切な目を守るという重要な役割を持つまつげ。
だからこそ長さだけでなく本数やその角度にも日本人と外国人とでは違いがあります。

片目に付き、日本人の本数の平均は100本程度、対して欧米人は120本。
目元という狭い範囲の中で20パーセントも量が違うのですからボリューミーでフサフサに見えるのは当然でしょう。

量だけではなくカール度合いも違います。
90度を平行として角度を測ったときに、日本人は81度、対して外国人の方は102度。
こちらも数値がまったく異なります。
日本人は下向きカールが多く、外国人は上向きにくるんとカールしていて。
外国の子がぱっちりおめめで可愛らしいのは親からのというよりも、その国の人ならではの遺伝ともいうべきもの。
生まれながらにしてそうなのですからしょうがないのです。

ただし、どうしても人はないものねだりをしてしまうものです。

外国の人たちは、日本に行って空気のクリーンさや日差しの穏やかさに「こんな国に住めてうらやましい」と思っているかもしれません。
まつげがくるんとカールしているのは可愛いけれど、同じ遺伝子で髪の毛までくせ毛を強くしてしまいます。
アイメイクの手間がかからない代わりに毎朝強くうねった髪の毛と格闘しているかもしれません。
ストレートの髪が基本の日本人をうらやましく思っているかもしれません。

地球温暖化が進む中で日本全体の日差しもどんどん強くなっていっています。
それに伴ってもしかしたら日本人のまつげもどんどん伸びていくかもしれません。
とはいえそれは決して喜ばしい事態とはいえないでしょう。

それよりは、日本人ならではの長さの中で、メイクなどによりまつげに負担をかけることなく大切にケアしてやってください。